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おとなりのおねえさんver.  (さんへ捧げます)



 おとなりのおねえさんは、わたしが小さい頃からおねえさんだ。
 まだわたしがちいさなとき、よく手をひいて公園まで連れて行って遊んでくれた。

 おねえさんはいつもにこにこしていて、やさしくて、わたしはとてもおねえさんがすきだった。
 あまくやさしい声で、わたしの名前をよんで、やわらかくてふわふわなてのひらで、わたしのてのひらをぎゅっとつかむ。

 ゆれるスカート。ちょっとだけ高いかかとの靴。ふわふわゆれる、長い髪。

 おねえさんは、わたしの理想だった。



 日々の生活が過ぎていく中で、わたしはひとつ、ふたつ、歳をとり、学年があがり、環境もかわり。
 いつのまにかわたしの目の前からおねえさんはいなくなって、そしてわたしは中学生になった。
 幼い頃の記憶も薄れ、楽しかった日々の出来事も、おねえさんとの思い出も、そのときの感情も、わたしの頭の中のどこかへ埋もれてしまった。
 今はおねえさんの声も、顔も、思い出せない。

 それでも、それでもふとした瞬間、てのひらに感触が蘇る。
 あの、やわらかくて、ふわふわした、てのひらの感触が。



ちゃん」


 名前を呼ばれた気がした。
 辺りを見回す。それでも、どこにもその声の主はいない。

 放課後の帰り道、部活帰り。
 空は夕暮れ。周りの景色も、わたしのてのひらも、きれいなオレンジ色に染まる。
 目を閉じる、まぶたの裏には、おぼろげな、やわらかな、やさしい色彩の、となりのおねえさん。
 今の今まで忘れていたっていうのに、なんでこんなに思い出すんだろう?

 しかも急に。


 胸騒ぎがした。足が自然と速くなった。鼓動もだ。
 とくとくとくとく、心臓の音が大きくなっていく気がした。
 今この自分の周りの景色が、家が、道路が、電柱が、木が、花が、子猫が、わたしの靴が、かばんが、制服が、すべての存在が、わたしの心臓の音を聞いているような気がした。


 いそがなくては。――――でも、どうして?

 いつのまにか走っていた。なぜだろう。それは自分でもわからなかった。
 家が近づく。わたしの、家が。

 夢中で走る。ラストスパート。ゴールは目前。そのときに。



「……ちゃん?」


 ふいに、だれかに声をかけられた。

 声の方へ視線を向ける。すると、そこには、懐かしい、あの……。



 「ひさしぶりだね、わたしのこと、覚えてる?」






******そして物語は続く…





 みたいなね!こんな始まりでね!親密度をあげていくんですよ!
 そんでね、0はすれちがう程度、1は挨拶程度、2は世間話、
 3は家に遊びに行く、(ここで思い出イベント発生)、4はどっか遊びに行く(ここでデートイベント発生)、5はえっなんだろうどうしようどうしたらいいんだろう
 とにかく!こんなかんじで!どうですかね!どうですかね!
 妄想ひろがりますね!もうつくっちゃおうかなあ!かなあ!


 まさかのドリーム小説機能搭載!すすすすすみません出来心です!出来心なんです!おもしろそうだったんです!